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15年05月01日

引きこもりの論理3「親の一貫しない態度による子どもの混乱」

 引きこもりの論理 3 「親の一貫しない態度による子どもの混乱」
 


  うつ病や気分循環性障害の心理カウンセリングは、認知療法や対人関係療法や弁証法的行動療法などが有効です。阪神カウンセリング・ラボでは、その人の状態に合わせて心理療法を実施しています。

 今日のテーマは、「引きこもりの論理 3 親の一貫しない態度のよるこどもの混乱」です。

 
 こうなると、常に親の動向をうかがって、「これでよいだろう」とか「これは違うのでは」とか判断していきます。そこには主体的な体験による自我確立が成立しないまま、親に従えば何とかなる依存的な生き方が作られていきます。
 
 こうして消極的な生活でそれなりに安心した気分で親の言うとおりにしている時に、その消極的な子どもの姿勢を批判して、親が小言を言うことがあります。子どもは親の言うことを聞いて安心して消極的な生活をしているわけですが、心地よいわけではありません。たまには逆らうことも、親の言うとおりにならないこともあります。その姿を見て、親は「そんなに嫌なら出ていけ。」とか、「親に従えないなら、家にいる必要はない。」とか言ってしまうことがあります。親の言うことはある意味で絶対ですから、子どもはその通りにします。そして今度は夜中も外に出て遊ぶのです。しかし、親は本当にそのつもりで言っていませんから、必死になって探します。



 引きこもりの論理 2 「親の影響を受けない子どもはいない」は、以下のアドレスか、オフィシャルサイト「阪神カウンセリング・ラボ」で検索ください。

http://www.hanshin-cl.com/