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15年11月13日

うつ状態に及ぼす完璧主義の影響

うつ病や不安障害のカウンセリング
「うつ状態に及ぼす完璧主義の影響」


   うつ病や不安障害、パニック障害や摂食障害、強迫性障害や心身症など、精神的に不安や悲しみを生じる心の問題には、そのネガティブな感情を生む思考に問題を抱えています。
 認知行動療法を進めていく中で、ほとんどの人が持ち合わせているいわゆる歪んだ認知というものは、「完璧主義」という傾向です。物事を「白か黒か」「0か100か」「勝つか負けるか」というように両極端の結果を見なければ気が済まない傾向を完璧主義といいます。この傾向を抱いていると、実は大変苦しいことが多いのです。この思考傾向が、うつ状態や不安、怒りや悲しみの背景のもとになっています。世の中は、そのほとんどが、あいまいなことだらけです。真っ白や真っ黒なんてことのほうが圧倒的に少ないのに、そのどちらか両極端でなければ気がおさまらないのですから、それは大変です。大学の試験も60点取れば合格です。人生もそれと同じだと考えてください。それより1点も多く取れれば、「やったー」と喜べばよいのに、完璧主義の人は、99点とっても、あと1点なぜ取れなかったかと悔むのです。いつも100点のレベルの位置からものごとを見ますから、何をやっても不満足なのです。場合によっては100点どころか110点や120点でないと気が済まないと言います。また完璧主義の目指す最高の業績に達して満足を得られるのは、一生に一度しかありません。そして、うつ状態に陥ると、その一生に一度か二度の出来事を思い起こしては、こんなはずじゃあない、私はもっとできるはずなのに、この様はなんだ、と自分を痛めつけます。そして、ますます、しんどい状態に落ち込んでいくのです。







◇自分のことを率直に表現する理論とスキルを学ぶアサーション・トレーニングを実施しています。
◇自己理解をし、人間関係を良好に維持できるグループワークを定期的に実施しています。
◇カウンセリングに来られる前、どんなことをするのかとドキドキしてこられることが多い様子ですが、皆さん「来てよかった」と言ってくださることがほとんどです。いつまでも悩み不安でいるよりも、一度お越しください。
◇大阪、神戸の阪神カウンセリング・ラボで、うつ病改善や双極性感情障害改善のカウンセリングを!
◇阪神カウンセリング・ラボは、大阪・梅田、神戸・明石にある臨床心理士の心理相談室です。