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21年08月30日

成育歴での親子関係は大きな影響を与える

成育歴での親子関係は、大きな影響を与える

 

   親子関係で起きる親側の問題は、過保護、過期待、過干渉です。

 親の過期待の影響、例えばこのようなことです。

 親の期待が強くて、その期待に応えようと頑張ってきた子供は、自分の欲求より、親の期待に沿って頑張ろうと考える傾向が高まります。小学校や中学校の時代では、それで十分通用しますが、成長するにつれて親の期待に応じることは難しくなってきます。親は無意識のうちに子供に叱咤激励し褒めたたえて、親の期待に応えるように仕向けていきますから、子どもはその期待に応えようと懸命になっていきます。テストで90点取ってきて「頑張ったよ」と褒めてもらえると思って喜んでテストを見せると、「なんで10点ミスしたの」などと逆に叱られます。その成績がクラスで一番の出来だった時でも、親が満足しなければ、子供も喜べないのです。こうなると子どもは自分で何かをしようと考えるより、どうしたら親の期待に応えられるかばかりを気にして育ちます。厄介なことは、親は決して子供が嫌いではなく、逆に可愛くて愛しているのです。