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14年05月30日

心理療法ユングの分析心理学2

 ユングの分析心理学療法 2

 ユングは、意識と無意識の両面、すなわちパーソナリティの中心を自己(self)、意識的側面を自我(ego)、無意識的側面を影(shadow)とし、意識の主体である自我に感じられないものは、すべて無意識と考えました。

 ユングもフロイトやアドラーと同じように、患者の無意識の葛藤を洞察して意識することを治療目的としています。

 ユングの心理療法は、患者が自分の影に出会って、自分の隠れた側面を知り、普遍的無意識である元型を認識して、心を再構成する個性化を意図しています。このため、治療対象は中年以上の人に適したものであるとも言われています。この点、治療者は、患者の自己理解を援助するために、神話や元型についての知識を持たねばなりません。ユングは後年、宗教的、神秘的な研究に関心を持ち、そのために患者を現実から遠ざけて、幻想的過程に導いてしまうという批判もあります。

 ユングの治療過程は明らかではありませんが、①浄化(秘密を告白する段階)、②解明(幻想を生活体験と結びつける段階)、③教育(生活の支えるために何ができるかを明らかにする段階)、④変容(パーソナリティの変化に伴う個性化の段階)の過程をとるとみてよいでしょう。彼の治療では夢を重視しますが、フロイトの様に幼児体験の過去の事柄を思いだすことによって過去の抑圧した内容を知ろうとするのではなく、現在の問題や将来の目標を知ろうとしたところが異なります。

 

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