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15年04月05日

A(状況)B(思考)C(感情・結果)の相互作用

A(状況),B(思考),C(感情・結果)の相互作用

 

 

 阪神カウンセリング・ラボでは、心の状態を安定させるリラクゼーションとして、エンドルフィンやセロトニンなどの脳内の神経伝達ホルモンが出るように、呼吸法、意識集中法、動作法などを伝達して、うつ病やその他の心の問題の解決に役立てています。

 今日のテーマは、「A(状況)、B(思考),C(感情・結果)の相互作用」です。

 

 論理療法のエリスは、ABC理論において、生じる出来事または、出来事に関する推論(A)は、評価的ビリーフ(B)に結びつき、そこから、感情や行動(C)につながるとしています。このA、B、Cは、実際には、それぞれが相互に作用するものであると述べています。

 例えば、人が独断的な思考を持っていると、その時起きている状況や相手に対して、過度なマイナスの推論を導くことがあります。ある場合に、ビリーフがよりラショナルになっていると、思いもよらない特定の部分に焦点を当てるように導いたりします。人の肯定的なラショナルが優先して、相手が本質的に備えていない可能性のある好意的な部分が強調されてしまうような場合です。人が、他者から拒否されてはならないと考えるイラショナルなビリーフがあると、拒否されるような場面に必要以上に敏感に反応します。そうすると、相手の中立的な評価を無視したり、肯定的なものを排除したり、否定的な発言だけに焦点をあてたりします。

 うつや不安にさいなまれている感情(C)の状態に陥っている人には、出来事を過度に否定的に評価する(A)になることもあります。また、同じような状況にいるのに、部屋が暗い、明るい、あるいは天気が良い、悪いだけで、より不安につながりやすいビリーフを引き出してしまうことがあります。このように、A,B,Cは常に相互作用の中に置かれており、こうした状況下で、A,B,Cを査定し、改善していく練習をしていく必要があるのです。

(参照 「実践論理療法入門」ウインディ・ドライディン他 岩崎学術出版社)

 

 

 

 

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