「推論による状況」　うつ病のカウンセリング

　大阪・梅田、神戸・明石の阪神カウンセリング・ラボは、臨床心理士の担当する相談室です。精神的な問題の解決は、心理カウンセリングが役に立ちます。

　今日のテーマは「推論による状況」です。

　冷静に状況に対処するためには、そこに起きていることをできる限り客観的に把握していく必要があります。ところが人は、事実を正確に事実として把握できないところがあります。徹底的受容とかマインドフルネスとは、その状況を価値判断したり批判したりしないでありのままを受け止めることですが、これができる人は相当な人格者か修業を積んだ僧侶くらいしかいないのではないかと思われるような心構えです。

　起きている事実とは、そのほとんどがその人なりにとらえた推論を加味した状況なのです。その推論が極端な場合、事実からずいぶん離れた「推論による状況」となってしまいます。そうすると、その事実に他者が絡んでいる場合、ずいぶんかけ離れた関係でコミュニケーションを取ることになりますから、誤解や複雑な問題が生じやすくなります。その結果、不安や悲しみや怒りや恐怖などを引き起こすことになります。その推論が、不合理な思考に基づいていると、精神的な負担や心の病気を引き起こすことにつながりやすくなってしまうのです。うつ病や神経症など心の病気には、この推論による状況の把握をできる限り正確に査定するようにしなければなりません。

★心理学セミナーを希望の方は、お問い合わせください。　電話　０６－６１４７－２５３３

★うつ病や双極性障害を改善する臨床例を非常に多く持っている安心と信頼ある相談室です。

☆阪神カウンセリング・ラボは、大阪梅田、兵庫明石にある心理カウンセリング専門の相談室です。

☆カウンセリングは、臨床心理士と元大学教授の経験豊富な心理療法で対応致します。

☆カウンセリング対象は、成人、思春期の方、学生、子ども、お年寄りまで幅広い臨床を持っています。

☆カウンセリング方法は、相談者の状況に合わせ、学術的に認知された適切な手法で対応致します。

☆ご相談内容は、心の問題のあらゆることに応じています。個人面談の他、スカイプや電話相談も可。

☆出張カウンセリングもしています。引きこもり、特別な理由で相談室に来ることができないなど、ご相談下さい。

★土曜日、日曜日もご相談可能です。平日は朝１０時から夜８時までのご予約を受け付けています。