初めてのお客様QA
最新更新情報
出張講演情報
ワークショップ
喜びの声紹介
阪神カウンセリング・ラボBLOG

スマホからもご覧いただけます。左記QRコードよりアクセスください。

最新更新情報

HOME >> 最新更新情報(一覧)

15年09月17日

うつ病と不安障害の心理カウンセリング―うつ病と不安障害の人の思考パターン「選択的抽出」―

うつ病と不安障害の心理カウンセリング

 うつ病と不安障害の人の思考パターン 「選択的抽出」

 

   アメリカのベックは、うつ病は思考障害として、歪んだ思考によって起こると考えました。うつ病や不安障害の人の特有な思考パターンの一つは、選択的抽出というものです。

   「心の癒しのコンビニ」阪神カウンセリング・ラボでは、うつ病や不安障害の個人カウンセリングだけでなく、心の状態を安定させるリラクゼーションとして、エンドルフィンやセロトニンなどの脳内の神経伝達ホルモンが出るように、呼吸法、意識集中法、動作法などを伝達して、うつ病やその他の心の問題の解決に役立てています。

   今日のテーマは「うつ病と不安障害の人の思考パターン 『選択的抽出』」です。

 

   選択的抽出という思考パターンは、一つの思考に囚われて、その思考の範疇で次々に考えていく傾向を言います。例えば、上司に叱られて、「私はこの上司に嫌われている」と、恣意的推論で考えたとします。そうすると、嫌われているということに考えを集中していき、何をされても、何が起こっても、嫌われているということに関連して物事を捉えていきます。上司が、その人のために好意的に表現した場合でも、嫌われているという考えにしたがって、相手の言動を判断し、わざとらしいとか皮肉に取るとかして上司の言動を理解しなくなります。相手の考えはほとんど無視されているので、なぜそんな表情で受け止めるのかとか悲しむのかとか、どうしてそんな言動を取るのか相手には理解できなくて、人間関係を壊しやすくなります。選択的抽出という思考パターンは、うつ病や不安障害の人にはよくある思考傾向で、このために起こる不安感や悲しみが、うつ病や不安障害の症状を増幅させてしまうのです。

 

 

 

◎阪神カウンセリング・ラボは「心の癒しのコンビニ」をモットーに、だれでも、どこでも、どんなことでもご相談に応じています。主宰者は、臨床心理士を養成する大学院で教授した経歴をもち、豊富な臨床経験を活かしてご相談に応じています。

◎うつ病改善、双極性障害のカウンセリングは、阪神カウンセリング・ラボで!

◎阪神カウンセリング・ラボは、元大学教授と臨床心理士の心の問題の専門相談室です。