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15年11月26日

境界性パーソナリティ障害の認知行動療法とマインドフルネススキル

パーソナリティ障害のカウンセリング

「認知行動療法とマインドフルネススキル」

 

 境界性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害、反社会性パーソナリティ障害、妄想性パーソナリティ障害等、人格障害(パーソナリティ障害)と言われる心の問題は、DSM-Ⅴでも指摘される厄介な精神症状を起こします。これらの治療には、特別な薬物がないために、心理療法が主となります。パーソナリティ障害の心理療法として従来認知行動療法が使用されてきました。特に境界性パーソナリティ障害の人の感情調節は大変難しいものがあり、それを変えていくには、認知行動療法は適切です。認知行動療法自体、感情の背景にある思考を焦点にあてて、それらを見つめ改善していく方法ですから、とても有効なのです。しかし、認知行動療法の問題は、境界性パーソナリティ障害の人が、PTSDに基づいたそれとは直接関係ない刺激に触れてしまうと、そこに反応して、著しい怒りを表出してしまいます。この時に、キレてしまった感情のもとになっている思考を冷静に検討するゆとりがなく、認知行動療法で培われてきた考え方やスキルが機能しなくなってしまいます。こういう時のために、マインドフルネススキルが役立ち、その技法を使った生き方を学ぶために、アメリカの心理療法家が開発しました。マインドフルネススキルだけで取り組む方法もありますが、マシュー・マッケイ等は、「弁証法的行動療法」の中に、主要スキルトレーニングとして、マインドフルネススキルを取り入れています。マインドフルネススキルの中で行われる段階は、いくつか組み合わされていますが、感情に関するマインドフルなとらえ方は大切にされています。

 

 

 

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