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16年09月21日
「感情調節」~その状況をどうとらえるかで、事態は異なる~
尼崎 奈良新大宮のマインドフルネススキルトレーニング
例えば試験を受けるという状況において、人によってそれをどうとらえるかはまったく異なります。試験を受けるという事態は同じです。ひどく弱気になり不安に駆られて受験したAさんは、そのために実力が発揮できず、不合格になりました。
これに対して、Cさんは、いつもの通りの平静さで、合格につなげることができました。
感情というのは、その人がどう考えるかに深い関係があります。否定的で適応的でない思考は、不安感や恐怖心につながります。状況をどうとらえるかによって、喜びや豊かな現実につながるのです。
さて、試験結果は、Bさんも比較的冷静に受験できたのですが、落ちてしまいました。
Aさんは、
「ああ、なんて情けない。こんな試験に落ちるなんて、半数以上の人が受かっているのに、その中に入らない私は、なんて力がないのだ。こんな力のない私がこの資格を受ける資格もないのだ。なんて情けない」
こう考えて、苦しみもがいて、明日からの生きるエネルギーも失っていました。
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