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14年06月27日

うつ病は思考障害

うつ病と思考 記憶の話 

 うつ病は、仕事の役割や対人関係などの状況をどのように捉えるかが、現実的でなく、合理的でないために起こる不安からくる心の病気です。認知行動療法を始めたベックは、このような認知の歪みがあるために、うつ病は思考障害だと考えたのです。
 私たち人間は、一日数百万の思考をしていると言われています。うつ病になりやすい人は、過去に起きたつらいことを繰り返し繰り返し確認していきます。記憶の仕組みでこれを説明しましょう。
 記憶は最初『感覚貯蔵の記憶』と言って、見たまま聞いたままが記憶されます。そのほとんどは数秒で消失してしまいますが、注意を向けられた情報だけが、『短期記憶』に貯蔵されます。これは15~30秒で消失してしまいます。注意を向けられた短期記憶は、必要に応じて、何度もリハーサルされて『長期記憶』に貯蔵されます。これが幼馴染の名前を覚えている記憶なのです。
 うつ病の人の厄介なことは、目の前に起きた事柄はよいことも嫌なこともあるのですが、注意の向く嫌なことばかりを繰り返し思い起こすので、同じような状況に直面すると、その過去のいやな記憶がすぐによみがえって、必要以上に非現実的・非合理的に反応してしまうのです。




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◎うつ病のカウンセリングは、阪神カウンセリング・ラボにお任せください。豊富な臨床例を持っています。
◎うつ病の心理療法は、認知療法、認知行動療法、弁証法的行動療法、人間関係調節療法が適切です。
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