人間関係と心の病気
アサーショントレーニング

　コミュニケーションによる問題は、言うべきことを言えない事から生じます。
　例えば、何人かの集団で、ある人が意見を言ったとき、それが自分の考えと異なるような場合に、その場の雰囲気を感じて、本当はそう思っていなく、反対でもしたら空気が壊れるから、遠慮しておこうとすることはありませんか？　もし何も言わずにいたとき、相手は、あなたのことをどのように判断するでしょうか。意見を述べた相手は、あなたが何も言わないことを、「雰囲気を壊さず、自分を立てて言わなかったのだ」と思うことはありません。それどころか、どう解釈してもイエスと考えます。イエスと判断した以上あなたは相手と同調者なのですが、時間がたって、相手が言ったこととは異なるあなたの心配していた通りのことが起こると、あなたはいきなり豹変してしまうことがあります。相手はその豹変ぶりを見て、驚いたり変な奴だと思ったりします。その時に何も言わなかった心の底には、この人との人間関係を壊してはいけないと思っているはずなのに、結果的に人間関係を壊してしまうことになりかねないのです。もともと人間関係を壊さないように配慮しているつもりが、全く異なった状況を生み出すことになります。
　これらの結果、精神的に不安定になり、抑うつが続いて、場合によっては心の病気になってしまいます。うつ病やその他の神経症になる人は、この傾向が強いといえるでしょう。こうした人間関係を良好に維持していく心構えやスキルを身につけるカウンセリング方法があります。それは、アサーショントレーニングや人間関係療法、弁証保法的行動療法の中の人間関係調節スキルなどです。
　阪神カウンセリング・ラボは、こうしたコミュニケーションの悩みにこたえるカウンセリング及びグループワークを実施しています。





★うつ病を改善する、認知行動療法の臨床カウンセリングを非常に多く持っている信頼ある相談室です。
☆阪神カウンセリング・ラボは、大阪梅田、兵庫明石にある心理カウンセリング専門の相談室です。
☆カウンセリングは、臨床心理士と元大学教授の経験豊富な心理療法で対応致します。
☆カウンセリング対象は、成人、思春期の方、学生、子ども、お年寄りまで幅広い臨床を持っています。
☆カウンセリング方法は、相談者の状況に合わせ、学術的に認知された適切な手法で対応致します。
☆ご相談内容は、心の問題のあらゆることに応じています。個人面談の他、スカイプや電話相談も可。
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