認知行動療法は、その他どんな問題に適用されますか?
認知行動療法は、うつ病の改善から始まって、今では、さまざまな症状に適用されています。不安神経症、強迫神経症、恐怖症などの神経症領域のほとんどに適用可能です。解離性障害と呼ばれるそれまでのヒステリーは、精神分析療法で行われることがありましたが、認知行動療法も適用されます。性同一性障害の方にも適用しています。摂食障害やりストカットが絡む境界性人格障害、自己愛性人格障害、回避性人格障害等の人格障害圏はこの方法が適切です。盗癖、性依存、パチンコ依存症、薬物依存、虐待、DV,などの行動異常も該当します。その他感情の安定や自己表現の仕方や人間関係や親子関係の難しさ、自信の持てない方などの心の悩みを解決するためにも、認知行動療法は適用されます。