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15年05月01日

引きこもりの論理5「引きこもりの二次障害」

引きこもりの論理 5 「引きこもりの二次障害」
  
 
 アサーション・トレーニングは、自分のことを率直に表現することを可能とし、うつ病の改善や予防にも役立ちます。阪神カウンセリング・ラボでは、理論編、実践編を実施して好評を得ています。

 今日のテーマは、「引きこもりの論理 5 引きこもりの二次障害」です。


   家に引きこもると、憂うつな日々が始まりますので、二次障害を起こします。家にいれば安心して楽に過ごせるどころか、イライラや不快な感情に悩みます。人によっては、不安感やうつ状態が激しくなります。
 家に居て他者とかかわらない状態では、それだけでうつ状態になることは明らかにされています。他者の関わりという刺激がありませんから、ひたすら考えて過ごします。その思考が不合理的で非現実的ですから、ますます思考の悪循環にはまって悩みを強化していくのです。子どもによってはその辛さから逃れるために、ゲームやパソコンで気を紛らします。
 そんな状態を心配して親がちょっとした対応をすると、その言動が必要以上に刺激されて、キレたり、荒れたり、うつ状態になったり、精神的な不安定が強まっていくのです。
 閉ざされた部屋の中に親は一歩も入ることができなく、ちょっとしたことで切れる子どもから親は憶病になって、リストカットや自殺の本を見つけたりすると、親の本音で子どもに立ち向かうことができなくなってしまいます。


   引きこもりの論理 4 「悩み多き引きこもり」は、以下のアドレスか、オフィシャルサイト「阪神カウンセリング・ラボ」で検索下さい。

http://www.hanshin-cl.com/