アートセラピー（芸術療法）
バウムテスト
バウムテストは、木の絵を描いてその人の性格的特徴を見ようという心理検査に主として使用されます。
しかし、絵というものは、描くということに、昇華作用があり、その長所を利用して、たとえバウムテストのように簡単な描画でも、描画療法として使うことも可能です。
バウムテストの著書の中には、その人と対面しないでも、解釈可能だとしていますが、スイスのバウムテスト原本の著者コッホは、これを戒めて、対面式でこの絵を描かすべきだと言っています。
この対面式で描くことは、被験者のその描く順序や態度などで、おおよその性格的特徴がわかります。
そこから、会話が始まることもあります。性格分析のフィードバックによって、信頼関係が生まれたりします。
バウムテストは、全部で３００近い項目から、分析していくのですが、驚くほど的確な人間の性格的特徴をしめすばかりか、心の傷や時にその年齢特定まで可能となる、優れたテストです。
家族画と同じくらい、臨床で使われている描画テストです。
阪神カウンセリング・ラボでは、バウムテスト分析講座を定期的に開いています。
次回は来週１１月２９日大阪産業創造館ですが、平成２３年２月１１日（金）建国記念日の祝日に、阪神カウンセリング・ラボグループワーク室で実施いたします。
ご希望の方は、インターネット「阪神カウンセリング・ラボ」で検索されて、webお問い合わせでお申込みご質問ください。
写真は、阪神カウンセリング・ラボ代表小坂茂の著書「バウム・テスト」です。
現在出版社には売り切れで、市販不可能になっています。わずか、阪神カウンセリング・ラボ所有の本しか残っていません。
かつて、取得が難しくて、アマゾン古本屋で、一冊２万円の高値がついたこともあります。
ご購入希望の方がありましたら、分析講座の際にお申し込みください。
