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15年06月11日

神経症や境界性人格障害のカウンセリング「イラショナルビリーフ」

神経症や境界性人格障害のカウンセリング 「イラショナルビリーフ」


   うつ病や気分循環性障害の心理カウンセリングは、認知療法や対人関係療法や弁証法的行動療法などが有効です。阪神カウンセリング・ラボでは、その人の状態に合わせて心理療法を実施しています。
 今日のテーマは、「神経症や境界性人格障害のカウンセリング―イラショナルビリーフ」です。

  うつ病やパーソナリティ障害を持つ人の絶望的な苦痛状況には、「感情的に惑乱している」幾分イラショナルビリーフをもっているだけでなく、間違いなく極度のイラショナルビリーフを持っています。感情の惑乱や絶望的な苦痛につながるイラショナルビリーフとは、絶対的で無条件的な「~すべき」「~ねばならない」要求や命令や期待というものです。神経症や境界性人格障害を持つ人は、うまく仕事をし、大切な人から認められなければならないこと、周りの人に良く見られなければならないこと、生活状況が自分にとって良好で楽しくなければならないことを自分自身に命令しています。ですから、こうした絶対的な「~ねばならない」とか「~すべき」という思考に執拗にこだわらなければ、神経症や境界性人格障害にはならないと仮定することができます。
 神経症や境界性人格障害の有効な心理カウンセリングは、認知行動療法や論理療法です。認知行動療法は、イラショナルビリーフや自滅的な考えや機能障害的な認知を相談者が探求していくことを手助けするものですが、論理療法は、この絶望的な不安感や苦痛を呼び起こす、イラショナルビリーフに焦点を当て、特定して、論駁していくことが特徴です。







◎大阪、神戸の阪神カウンセリング・ラボで、うつ病改善や双極性感情障害改善のカウンセリングを!
◎大阪・梅田、兵庫・明石の相談室には、近畿各地から相談者が来られています。
◎心理カウンセリングの他、アサーション・トレーニング、心理学セミナー、バウムテスト講習会、グループワーク、臨床心理士のス ーパーバイザーなどを実施しています。
◎認知行動療法、精神分析療法、来談者中心療法、行動療法、弁証法的行動療法、家族療法、リラクゼーション法など、適切なカウンセリングで対応します。
◎臨床心理士を養成した元大学教授の主宰する臨床心理士の心理療法相談室です。