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15年11月06日

描画療法


描画療法


 心理カウンセリングの中に、描画を使う方法があります。描画療法と絵画療法というのは、大きくアートセラピーと呼ばれる手法です。病院や学校カウンセリングでは、よく使われる手法です。子どもは自分の内面を言葉で表すことが難しいために、絵を描くことによって、それを表現できるのです。精神的な安定は、内面を吐き出すことによって、頭の中でごちゃごちゃになっていたものが、わかりやすくなること。わかりやすくなれば、それだけで落ち着くこと、などが、絵を描くことによって可能となってきます。それだけでなく、絵を描くことは昇華作用があって、それで落ち着くこともできるのです。
 絵を描くことの昇華作用が効いたのかどうかはわかりませんが、こんなこともありました。
 あるとき、統合失調症で、幻聴に悩まされ、いつも厳しい顔をされている方がいました。その方と、描画しながらカウンセリングした時に、穏やかな顔をされていたので、
「幻聴あるの?」と、問いかけたら、
「あ、消えてる」という答えが返ってきました。薬を飲んでも消えない幻聴が、絵を描くことで消えてしまうということも起こるのです。描画は、このように不思議な魔力をもっているとも言えます。こうした効果を狙って、描画を使用する心理療法を、描画療法と言います。
 描画には、心理療法として扱う場合と、心理アセスメントとして扱う場合があります。拙書「バウムテスト」は、描画療法というのではなく、心理テストとして書かれた本です。しかし、心理療法家には、バウムテストといえども、描画療法として扱うことも可能です。








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