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15年12月07日

うつ状態の時に起こる精神症状の心理的背景

うつ状態の時に起こる精神症状の心理的背景

[記憶力や集中力が欠けるのはなぜか?]



 ストレス、PTSD、 タイプA、 タイプA行動、 敵対性などの問題を抱えている感情調節は、トレーニングで改善します。うつ病・不安障害の改善やパニック障害の人のために心理カウンセリングを実施している、大阪梅田、兵庫明石にある「心の癒しのコンビニ」阪神カウンセリング・ラボでは、心の問題に関わるあらゆる相談を受けつけています。
 今日のテーマは「うつ状態に起こる精神症状の背景」です。

 うつ病やうつ状態になると、思考の悪循環によって、冷静に事態を整理し、それなりに今できることはないかなどの思考の転換はできずに、精神的な底に入っていきます。そういう状態であっても、うつになると、どこかで考えたくない、考えればよけい辛くなるということを感じ取っていますから、何も考えないようにしたいという働きかけが強くなります。何もしない何も考えないという状態にすれば、症状から来る辛さが少しでも楽になる、そんな作業を心のどこかでしているのでしょう。
 ところが、脳の働きは、一人の人間が左右操縦できるほど簡単ではありませんから、否定的で悲観的な思考をしたくないという働きかけは、他の健康な思考も阻害してしまいます。仕事上の冷静でてきぱきした思考や行為だけは健全に引き出せるなんて都合よく人間の脳はできていません。
 こうして、うつになると「私は集中力がなくなった。しっかり考えることもできない。記憶力が落ち、失敗ばかりしている」と、信じ込み、それが症状のせいであるということも考えられなくなって、自信を喪失して、思考の悪循環をさらに悪化させて、頭の中をごちゃごちゃにしてしまうのです。その結果、退職を決意したり、信じられないような決断をしたりしてしまいます。こうしたうつ病や不安障害や心身症などのほとんどに、認知行動療法とマインドフルネススキルトレーニングによる心理カウンセリングが有効となるのです。





◇自分のことを率直に表現する理論とスキルを学ぶアサーション・トレーニングを実施しています。
◇自己理解をし、人間関係を良好に維持できるグループワークを定期的に実施しています。
◇カウンセリングに来られる前、どんなことをするのかとドキドキしてこられることが多い様子ですが、皆さん「来てよかった」と言ってくださることがほとんどです。いつまでも悩み不安でいるよりも、一度お越しください。
◇大阪、神戸の阪神カウンセリング・ラボで、うつ病改善や双極性感情障害改善のカウンセリングを!
◇阪神カウンセリング・ラボは、大阪・梅田、神戸・明石にある臨床心理士の心理相談室です。