岸和田市、貝塚市の心理・治療
「カウンセリングと心理カウンセリングの違い」


　現在、一般的に「カウンセリング」という言葉は、相談という意味で使われています。
　カウンセリングという名目で、化粧品、頭髪、薬、住居、保険、鍼灸・整骨師等々様々な分野でカウンセリングが用いられています。しかし、それらはすべて、何らかの限られた目的に従って「相談する」という類のものです。
　これに対して、心理カウンセリング(心理療法)と言われるものは、心の問題に関して解決することを目的に、臨床上の理論や技法を伴った「カウンセリング」ということができます。
　これらの目的で行われる心の問題を解決するために、専門の学術的な学習とトレーニングを積んだ資格が必要です。単なるカウンセリングは、その技術的な面、個人的な魅力だけでも対応可能ですが、心理的な問題解決は、個人の魅力や独学で得られた方法だけですむという簡単なものではありません。そのために、２００以上もあると言われている理論や方法を可能な限り学んで、対応できる資質と資格は必要です。現在日本では、臨床心理士という資格がありますが、今後この臨床心理士と国家資格として認定された認定心理師が心の問題を扱うカウンセリングの中核となっていくでしょう。




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