大阪の心理療法
「対人関係に自信を無くす」

　うつ病や不安障害の症状を起こす背景には、その人の否定的・悲観的思考が深く関連しています。物事を否定的・悲観的にとらえるイラショナルビリーフに基づいた言動を繰り返すと、対人関係に自信が持てなくなります。自信がないということは、自分をダメ人間だと思っていますから、
「周囲の人間は誰も相手にしてくれないだろう」とか
「足手まといになるだけだ」とか考えて、人と付き合えなくなってしまうのです。
　このように対人関係に自信を失うと、自分の能力に疑問を持つようになってきます。友達とうまくいかないのは自分のせいだとか、自分に魅力がないからだと考えて、自分を責めるのです。あなた一人の一方的な思い込みで、その状況や問題を解決しようとしていますから、周囲はあなたが思っているように理解していませんし、時にはあなたが想像している以上に好意的であることも多いのです。その結果、周囲の人との距離が大きくなってしまったと思い込み、自分の世界に閉じこもるようになります。こうして、うつ病や不安障害の症状をますます複雑化させ、心の病気を加速していきます。





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