相生市赤穂市のうつ病治療「心の安定には状況を引きずらないこと」
相生市、赤穂市のうつ病治療
「心の安定には状況を引きずらないこと」
うつ病の克服や治療には、薬物療法と心理療法があります。うつ病の心理療法は、認知療法、認知行動療法、マインドフルネストレーニング、人間関係調整療法、アサーショントレーニングなどが使われますが、認知行動療法は最も多く使われる手法です。認知行動療法は、思考と感情の調整が主となりますが、この思考には特有の思考パターンがありそれを改善していくことが認知行動療法の主な作業となります。平成27年12月30日メインホームページでは、うつ病の思考のもとにある思考パターンのうち「独善的推論」について記載しました。今回は、「選択的抽出」についてです。
「選択的抽出」という思考パターンは、先の状況例で説明すると、上司から嫌われていると捉えると、嫌われているということだけに思考を集中していき、そこだけを取り出して嫌われていることを許可していく思考傾向を言います。上司は、その人を嫌って叱っているわけではないので、優しいところや協力的なことは起こっているのですが、それらは無視するか皮肉として捉え、嫌われていると思われることはひたすら記憶されます。そうすると、嫌われているということを客観的には全く異なったレベルで強烈に確信していきます。こうして精神的安定感を欠かして不安感を増していきます。こうした思考パターンに気づいて、うつ病や不安障害を克服、改善、予防していきます。
◎臨床心理士は、学術的な理論を持ち、多くの臨床や研究に支えられて取得できる資格です。
◎大阪の心理相談室、阪神カウンセリング・ラボは、臨床心理士による心理療法を実施しています。
◎兵庫・明石、大阪・梅田の心理相談室の主宰は臨床心理士を養成する大学院で教鞭をとった元大学教授です。
◎毎年1000件を超える相談を受け、信頼と効果を上げている心理相談室ですので、安心してお越しください。
◎相談は関西一円から来られています。電話相談やスカイプ相談では、沖縄から北海道まで全国の相談を受けています。