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16年02月12日

うつ病になる人の思考傾向



京都市、八幡市のうつ病カウンセリング
「うつ病になる人の思考傾向」


 
  前回のブログで記載した、授業中の白板たたきに対する、学生の受け止め方=考え方は、学生によって異なることを説明しました。もし、人の考え方が他者にあるとするなら、その時起きた周囲の人の考え方は同一であるはずなのに、みな異なるということは、受け止め方が人によって異なるということです。
 これらの思考は、そのことを起こしている人の言動を、肯定的合理的にとらえる場合と、悲観的、非合理的にとらえる場合があります。人によって考え方が異なる説明をするために白板をたたいただけなのに、
「私、なにか悪いことしたんだろうか」というように、思い込む学生は案外多いのです。講義の中で、認知の歪みを説明しようとしている最中の白板たたきですから、正しくは、それを説明するためのパフォーマンスに違いないのですが、そういう客観的な状況判断を超えて、
「私・・・・・」というように自分の問題に思い込んで、自分を痛めつけるのです。
  健康な人は、たしかに
「自分がなにか悪いことしたんだろうか」と、思わないわけではありません。同時に、何が起こったのかを正確につかもうとします。それまでの白板をたたいた人の言動、今の状況、周囲の学生の反応などを適切に判断しようとします。その結果、
「確か教授は、認知の歪みを説明するために、白板をたたくと言った」ということを思い出し、一瞬感じた驚きを打ち消すことに成功します。このように、うつ病になる人と健康でいられる人は、思考のとらえ方に違いが生じています。この違いがうつ病の背景となっています。




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