宝塚逆瀬川の相談カウンセリング
宝塚 逆瀬川の相談
「カウンセリングの方法」
ロジャーズが開拓した、来談者中心療法(クライエント中心療法)は、当初、非支持的療法と呼ばれていました。非支持的療法という方法は、次のような考え方によって生まれているのです。相談者の多くは、自分の価値が親や社会的権威者などによって乗っ取られていて、その価値を相談者自らのものにしていくために、セラピストの指示は、むしろ、新たな権威者の価値を植え替えるだけであるとして、セラピストはできるだけしゃべるべきではない。相談者自らが、自分の話を、自ら振り返り、自ら考え直すことによって、価値を見出さない限り、治療は成り立たないという考えがありました。
実際に、相談者自らの価値を見出していくとは、心理療法(心理カウンセリング)の重要な目的ですが、「非支持的療法」という方法は、問題が多いのも事実です。
相談室に行って、セラピストがあまり多くを語らないのは、このクライエント中心療法の考え方があるからだと思います。
8月マインドフルネススキルトレーニング実施
平成28年8月20日(土)10:30から12:00
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