うつや不安で悩みやすい思考
うつや不安で悩みやすい思考
「門戸厄神 新庄の認知行動療法」
非適応的で不合理なものが存在しているということは、前の記事で書きました。その非適応的で不合理な思考があるために、うつになったり、不安障害に陥ったりするのです。自動思考というのは、だれでも持ち合わせているもので、健康な人には、困った状況に置かれても、それなりに突き進んでいく柔軟さがあるのです。うつや不安神経症になりやすい人でも、その多くは、今までそうであったように、健康なのです。しかし、ある特定の状況におかれると、その状況に特別に反応して、心の困惑に陥ります。この困惑が、うつや心の病気のもとなのです。そして、驚くことは、その非適応的で不合理な考え方を、自分以外の誰もそうであるかのように考えています。認知行動療法は、適切なセラピスト=心理カウンセラーが必要というのは、自動思考の点検が、どうしてもその人の思い込みでしか進まない点があるからです。
アサーショントレーニング理論編 参加者募集中
平成28年11月13日(日) 13:00から14:30
阪神カウンセリング・ラボ グループワーク室