プラスとマイナスの面を検討する認知行動療法
7、プラスとマイナスの面を検討する
「魚崎 尼崎出来島の認知行動療法」
うつ病は思考障害として、人の置かれている各状況において考える思考の点検をすることによって、症状の改善や予防ができるとした認知行動療法では、様々な視点で思考を検証していく作業をします。この時に、精神的に不安定になる人は、マイナスな視点で物事を考えがちです。それは必要以上にダメージを与えます。対外的には、人間関係を気まずくさせたり、内面的には、マイナスの思考によって、脳にダメージを与えたりします。それらが精神的な不安感を増幅して、心の病気を悪くしたり治りにくくしたりしてしまうのです。そこで、ある状況において、マイナス面と共に、プラスな面があるかを検討する必要があります。カウンセリングにおいて、認知行動療法を始めたころは、プラスな面がなかなか考えられないことがあり、すぐには出てこないことがあるかもしれません。しかし、やがて、プラス面が自分にとって生きやすい思考だと分かるようになります。最初はこのマイナス面とプラス面をあげて検討することが大切です。
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