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心の病気のプロセス
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心の病気には、一定のプロセスがあります。
まず「困ったこと」が起こると、「不適切な思考」で対処します。「不適切な思考」というのは、変えようもないことを変えようとする思考です。そうすると、変えようもないことを思考するのですから無理が起こります。その悪循環はストレスをため込みます。それはつらいので「衝動的行為」をします。
うつ病や不安障害の人は「回避」や「逃避」などを起こします。ギャンブル依存症や窃盗症などの病気の人は、ギャンブルや窃盗を起こします。これらも「困ったこと」を解決することにはならないので、一次的なストレス解消とはなっても、ストレスをため込む結果となります。
「不適切な思考」と「衝動的行為」の悪循環によって、ストレスが増幅すると、これまで何とか保ってきた均衡が崩れて、精神的疾患に陥るのです。うつ病、強迫神経症、パニック、摂食障害、身体醜形障害や自己臭恐怖症などの恐怖症、心身症などの神経症領域、境界性人格障害、自己愛性人格障害などのパーソナリティ障害、クレプトマニア、性依存症、ギャンブル依存症など心の問題に関するほとんどすべてがこうした必然的プロセスで悪化します。
心理カウンセリングとはこうしたプロセスを理解してもらい、建設的な思考から建設的な行為に変化する考え方や方法を習得しながら、状態の改善を目指します。