生きる基準を持たなければ楽になる
「生きる基準を持たなければ楽になる」
基準とは,「~せねばならない」とか「~すべきだ」とか「~してはならない」というような考え方です。総じてこれらを「~すべき思考」と名付けましょう。これがあると、悩み事が多くなります。なぜなら基準通りに動くことは一つもなく人生には失敗はつきものです。ないものや失敗してはならないということを基準とするのですから、無理が生じるのは当然です。こうした基準は人が生きてきた中で、その人が勝手に作ったものです。あるいは親や先生や社会の都合よく進めるために強制されたものが案外多いのです。「~すべき」思考を持っている人は、そうならないことを後悔し不安になります。困ったことに、この「すべき思考」を無くしていくことが案外難しい作業となります。反対に基準を一切持たないで生きてみると、それが極めて現実的であることに気づき、楽であることを知ります。せめて『~すべき』から「~したい」に変えましょう。失敗することもあることを認めることができます。
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平成29年2月18日(土)10:30より