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18年11月18日
境界性パーソナリティ障害のカウンセリング 最新の認知行動療法
境界性パーソナリティ障害に有効な心理療法として開発され、2011年に日本に翻訳紹介された、「弁証法的行動療法」は、感情安定に大変優れた心理療法です。その中に、苦悩耐性スキルとマインドフルネススキルトレーニングが紹介されています。阪神カウンセリング・ラボでは、2012年、ある方の相談をきっかけにして、「弁証法的行動療法」を知ることができ、認知行動療法と合わせて採用してきました。「弁証法的行動療法」、感情調節に大変効果的な方法であると実感しました。
数年前に横浜で開かれた心理臨床学会の際に、認知行動療法の権威者である東大教授と九州大学名誉教授の成瀬氏が、「今や認知行動療法は第3世代に入っており、そこでは、マインドフルネススキルが取り入れられています。」という対談があり、これを聞いて、阪神カウンセリング・ラボでは、世界の最先端の認知行動療法を実施していることを認識しました。