HOME >> 最新更新情報(一覧)
18年12月13日
パニック障害のカウンセリング
うつ病の治療として認知療法を始めたアメリカのベックは、精神的不安感は思考によって生じることを明らかにしました。この思考の問題は、その時に起こった状況を不合理な思考や非現実的な思考によって、不安感や苦痛を増幅させてしまいます。これよりほかに、私たちが気づかずに起こしている思考の問題は、気づかずに起こしている思考です。これを「マインドワンダリング」といいます。
マインドワンダリングとは、目の前に起きていることではなく、過去や未来をあれこれ考えをめぐらしている状態を指します。
このことを、2010年ハーバード大学、心理学者マシューキリングスワースは、2250人を対象として調査し、その結果、目の前のことを考えているのが53%、目の前のことを考えていないのが47%あることを報告しています。この「マインドワンダリング」を気づかずに起こしていることが大きなストレスであると言うのです。
スマートホンは、このストレスをさらに悪化させると言われています。