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19年11月04日
クレプトマニア(窃盗症)を治すには。
クレプトマニア(窃盗症)には、理由があります。盗まなければ生活が成り立たないわけでもなく高価なものが欲しくてほしくてたまらないわけでもないのに、盗む衝動が抑えられなくて窃盗することをクレプトマニア(窃盗症)と言います。人が他人の物を盗む理由には、いくつかの場合があります。窃盗の衝動が抑えられなくて、窃盗をしてはいるが、他の精神疾患を抱えている場合は、クレプトマニア(窃盗症)とは診断しません。仕返しのために何度も繰り返す場合も、窃盗症ではありません。何度繰り返しても、金銭目的なら、単に泥棒です。クレプトマニア(窃盗症)と診断されるには、衝動を抑えられない個人に明らかな理由が存在します。クレプトマニア(窃盗症)を治すためには、そのプロセスを明らかにして、心理療法を行うことが大切です。まずは、その人がクレプトマニア(窃盗症)だという衝動抑制ができない背景を理解して、病識を明確に自覚するところかスタートとなります。