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19年11月11日
ストレスの影響
ストレスは、脳のメカニズムに影響を及ぼします。人が不安や怒りや恐怖を感じた時、その対応をするために、ストレスホルモンを出します。ストレスを受けた状況が、初期段階であっても中期段階であっても、その時に出るストレスホルモンは強い毒性を持っています。そのために、身体症状と精神症状が出ます。身体症状は、頭が痛い、肩がこる、食欲が出ない、吐き気がする、鼓動が激しいなどです。その他、その人の持つ何らかの事情によって、耳が聞こえなくなるとか、目がかすむとか、味がしなくなるなど様々な身体症状が出ます。痛みの80%は、ストレスから発生すると言われています。精神症状は、意欲がわかない、集中力に欠ける、忘れ物がひどい、いらいらしやすい、つかれる、刺激に敏感になるなどです。こうした症状を、気分的なこととして感じている人は多いかもしれませんが、その判断は、深刻な状態に発展しやすいので要注意です。こうした心身の症状は、脳が、ストレスホルモンの強い毒性に侵された結果出現しているからです。