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19年11月14日

ストレス強迫性障害治療

ストレス反応のプロセス

「抵抗期」

 ストレスは、うつ病や不安障害や強迫性障害などの背景に大きく影響を及ぼします。ストレスそのものは決して悪いものではなく、警告反応期の「反ショック相」で処理すれば、かえって意欲的なプロセスが始まるのです。この時にストレス処理ができないと、次の「抵抗期」という段階に入ります。「抵抗期」とはストレスと活性化された抵抗力との間で均衡を保っている状態です。一見安定した状態に見えますが、ストレスに打ち勝ち、抵抗力をさらに高めることでどうにかなっている状態です。したがって、これまで何とかしてきたストレス以外に新しく別のストレスが加わったりすると、危険状態に陥ることもあります。たいていの場合、ストレスは、その人にとって常にある存在なので、初期の段階で処理できずに、持続せざるを得ない状況に置かれてしまいます。この時に、心の病気になるプロセスが生まれやすくなります。