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19年11月24日

解離性障害の治療

解離性障害の治療

 子どもが、強烈なストレスにさらされた場合、自分を守るために「解離」を起こします。「解離」は、子どもたちにとって、こころの防衛として働きます。しかし「解離」は、心が破綻した症状としても現れます。その場合、自然治癒は難しく、治療が必要になります。「解離」のために持続的にその人の社会的な機能や対人関係などが脅かされ、障害となる場合、それは症状として治療を要するものとなります。解離性障害は心的外傷に関連していることがあり、治療もそれに準じた心理療法が推奨されます。解離性症状は、成人した者であっても、治療が進展していない段階では、自己を守るために必要な症状だと考えています。したがって、解離性症状を何とかしようとするより、治療者との安全な関係を維持しながら、じっくり治療を実施することが大切だと考えます。また、心的外傷体験に関係する環境から離れる必要がある場合には、クライエントの安全を確保する必要があります。