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19年11月27日
解離性症状の心理療法
解離性症状だけにとどまらず、精神疾患の心理療法は、心の病気になるプロセスから脱却して、健康に生きられるプロセスに移行する内面の強化が必要となると考えています。阪神カウンセリング・ラボでは、内面の強化のために、意識上のアプローチと意識下のアプローチを計画しています。意識上の心理療法では、クライエントさんの話や心理テストを通して得られた情報から、必要なスキルを強化する心理療法を実施します。精神疾患の一番の問題は、意識上の出来事がすべて意識下、即ち脳に影響を及ぼしているものであり、心理療法の主となるものは、意識化の強化トレーニングであると考えています。内面の強化とは、この意識下(脳)のトレーニングと意識上(考え方やコミュニケーションの取り方や感情調節等)のトレーニングの両方から築かれていくものです。