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19年11月28日
解離性障害の治療は根気強く実施する
心理療法の担当者がようやく公認心理師という国家資格となりましたが、臨床心理の先駆者である臨床心理士の相談室で実施される心理療法はまだ医療保険が適用されません、したがって、解離性障害の症状を改善する治療の期間は、長期にわたるので、経済面でも持続が困難です。治療者に対してさまざまな感情や考えが向けられますが、その中には実際の治療者とはかけ離れていたり、不合理であったりするものもあります。それらを率直に話し合い、治療者との信頼関係を築くことが第一の目標になりますが、それさえ易しいことではありません。様々な条件下、気長に、根気強く続けることが大切です。