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19年11月29日
解離性障害の治療
心理療法は、経済的・時間的制約などの理由から、誰もが受けられる治療ではありません。阪神カウンセリング・ラボでは、非現実感から、「今」を取り戻す心理療法や認知療法を組み合わせて、解離性障害のカウンセリングを実施しています。それに代わるほどの治療的パワーはないかもしれませんが、イメージ法、呼吸法、筋弛緩法などのこれまで行われてきた行動主義的なリラクセーション法を用いることによって、不安や緊張の緩和に努めることは有効です。たとえば、イメージ法では、クライエントさんに「安全で、安心できる場所にいること」を具体的に想像してもらうように話します。ゆっくりと深呼吸をしてもらったり、鎮静効果のあるアロマオイルをおいたり、静かな音楽をかけたりすることなどを組み合わせて行うと、より効果的でしょう。