子どものための心理療法 遊戯療法
心理カウンセリングの場合、媒体手段として、言語が中心となることは普通のことですが、言葉では、いかんともしがたい状況の時があります。
精神的に参ってしまって言葉を発する気力もない、話す気持ちにならない、何を話してよいのかわからない、話すことに抵抗があるなど、心理カウンセリングで必要な言語をほとんど使えない状況とは少なからずあります。
あるいは、言語活動自体に問題はなくても、話だけではそれ以上進展が見込めないなどの時もあります。
また、年齢の問題で、老齢化のために、言語だけでは、心理療法が進められないこともあります。
特に年少の心理カウンセリングで、内面的な問題を異言によって意識化するなんていうことは無理なことです。
そこで、言語以外の手法で、心の問題に迫り解決していくことが必要になってきます。その手法の一つが、遊戯療法(Play Therapy)です。
そもそも遊びには、自己治癒の機能があります。子どもの遊びは、自己の内面を表出する場です。子どもは遊びを通してイメージを膨らめ、現実では成し遂げられないかも知れない空想の世界を広げます。同時にそれは、現実の世界でもあるのです。ウィニコットは「中間領域」という言葉で表した現実と非現実にまたがるのが、遊びです。そこでは、自由にのびのびと子どものエネルギーが発散されるところなのです。
また、遊びは、子どもの内面にかかわるコミュニケーションの媒体ともなります。言語交流の十分でない子どもにとって、「遊び」は他者との交流の大切な方法です。子どもとの心理カウンセリングは、遊びを媒体にして行えば、案外心を開いて話も出やすくなります。幼児のように言語を全く解さない場合は、遊びそのものが心理療法となるのですが、高学年に以上になってくれば、それ相応の言語活動は可能ですから、遊びを媒体としながらも、言葉も有効に使うことができます。しかし、机越しにいきなり「どうしたの」などと問いかけても、思うような展開にはなりません。グローブがあれば、キャッチボールでもしながら話をすると、スムーズにお話が進展します。
子どもにとって、遊びは、言語以上に深い意味を持っているのです。
どんな遊戯療法(Play Therapy)があるかは次回記述します。
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