HOME >> 最新更新情報(一覧)
19年12月06日
6、強迫神経症の治療・認知行動療法
この項を初めて読まれる方は、前回の「1、不安障害の治療・認知療法」「2、パニック障害」~次の、3、4、5をお読みください。
論理療法は、ABC理論が基本となっています。A(activating event),B(belief),C(consequence)という枠組みです。Aは、生じる出来事を示します。認知行動療法は、この出来事をできる限り純粋で客観的な出来事としてとらえるようにしますが、論理療法では、Aは、外面的でも内面的でもあるとします。外面的な出来事とは、その出来事をとらえて本人と第三者がとらえた出来事が一致する場合、実際に起こったことだと言えます。これは確認できる現実の原則です。出来事は、確認できる出来事またはクライエントが想像した出来事をAとしますが、実際には、クライエントが想像したあらゆる認知的活動が含まれる場合があります。しかし、これらは、B(belief)として扱った方が、認知の在り方を検討するのに役立つと考えています。