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19年12月15日
14、パニック障害・うつ病のカウンセリング・大阪の認知行動療法
この項を初めて読まれる方は、前回の「1、不安障害の治療・認知療法」2、~次の、3、4「対人恐怖の治療・認知療法」、5、6、7、8、9,10,11、12、13をお読みください。うつ病、パニック障害や不安障害、恐怖症等心の問題は、認知障害によるところが大きく、どの症状の方も関係した内容となっています。
<完全主義を捨てるところから生まれる余裕>
「完全主義」を捨て去ることは、「利己的」だとか「自分勝手」だと思い込んでいませんか。あるいは、利己的ということは、下品でわがままなことだと思っていませんか。
完全主義を捨てるということは、あなた自身を愛し、あなた自身を見つめ、あなた自身の面倒をしっかり見ることを意味しています。このように自分を知り、自分自身に親切な人だから、自分の心に栄養を与え、ゆとりが生まれ、それだからこそ、他人にもエネルギーを与えることができるのです。
もし反対に完全主義を捨てきれずにいると必然的な不安と疲労がつきまといます。そのために起こる不機嫌さは、自分にも他者にも社会にも、ほとんど役に立たないということを理解しましょう。