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19年12月20日

17大阪の不安障害・うつ病のカウンセリング

17、大阪の不安障害・うつ病のカウンセリング

 

 例えば、上司に叱られた状況でこれを説明いたします。人は上司に叱られた(A)だから悲しい(C)と考えがちですが、それはないというのです。人は上司に叱られた(A)を、こんなことで失敗をする私は情けない(B)と考えるから、悲しい(C)のだとエリスは言います。(A)から(C)ではなく、(A)から(B)から(C)という経過をとるということです。人が抱く感情(C)を(A)にあるとしたならば、結果・感情を変えるのは無理ということになります。なぜなら、起きた状況(過去)起こした人(他人)は、もう一方の人が変えることのできないことだからです。変えることのできないことを原因としている限り、そこからは、苦痛しか生まれません。もし、怒りや悲しみの感情の原因が(A)にあるとしたなら、その結果(C)は、誰でも同じ結果になるはずです。上司に叱られてそれぞれ人によって結果が異なるのは、起こした相手が原因ではなく、その状況を受けたその人の考え方によって起こしていることだからです。

 

この項を初めて読まれる方は、前回の「1、不安障害の治療・認知療法」から2、3、4、5、6、7、8、9,10,11、12、13、14、15,16を最初から順にお読みください。うつ病、パニック障害や不安障害、恐怖症等心の問題は、認知障害によるところが大きく、どの症状の方も関係した内容となっています。