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20年01月09日
痛み、疼痛で悩んでいる方に朗報・マインドフルネススキルトレーニング
マインドフルネススキルトレーニングは、もともと疼痛の治療に使われました。現在のマインドフルネススキルが盛んになった背景にあるのは、ジョン・ガバット・ジンという人です。彼は、病院で、特にがんで手術をした後の患者さんが、術後の痛みで悩んでいる姿を見ます。患者さんの中には、元気になろうと手術をしたにもかかわらず、術後の痛みに耐えられないで、その苦痛を医者に訴えます。中には激痛に耐えられない患者さんが、自殺するという事態も起こります。この姿を見て、彼は、チベットで行われた瞑想法を、宗教的な目的ではなく、科学的な個人のために行う瞑想法として取り入れようとし、マインドフルネススキルトレーニングを実施します。その結果、医学的な処方では得られなかった良好な結果が得られたのです。この成果が公表されるや、単に痛みだけでなく、他の病気、うつ病や不安障害等にも効果があることが、臨床的にも科学的にも明らかにされていきます。今では、ギャンブル依存症や性依存症などの衝動抑制症群等にも適用されています。発達障害も、適切な薬物治療が難しい状況で、マインドフルネススキルトレーニングを実施するとよいという報告もあります。