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20年01月20日

人間関係の心理学「憎悪はまだ愛される可能性がある」

人間関係の心理学

「憎悪はまだ愛される可能性がある」

 

   恋愛で落ち込んでいる人は、この法則は勇気となります。あなたが、ある人に告白して、「あなたなんて大嫌い」と言われて、ふられたとします。それを最悪と考える人がいたら、まだ相手にはいつかあなたを好きになるチャンスが残されていると考えてください。なぜなら、憎悪はまだ愛される可能性があるというのです。

   この法則を、「アンビバレンスの法則」と言います。愛と憎しみは表裏一体、これを心理学者ブロイラーは「両面価値(アンビバレンス)」とよびました。「人間の基本的欲求である愛が満足されないと、自己の目標到達が阻止されたとして、憎しみの感情が生じる」といったのは、フロイトです。このように憎悪の感情は、恋愛感情において、無関心よりまだ可能性は高いということになります。ちょうどアルカリ性と酸性が一枚の紙に収められているリトマス試験紙のように、愛しているという気持と嫌いという気持は、何かのきっかけで、変化する同一線上にあるというわけです。