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20年01月23日
マインドフルネス認知療法とは?
マインドフルネススキルトレーニングは、アメリカから導入された、ジョン・カバット・ジンによる、瞑想法を主とした心理療法です。瞑想法というと宗教的なイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、あくまでも科学的なトレーニングとして使われています。
当初、疼痛を和らげるマインドフルネススキルトレーニングでしたが、その利点が注目されて、様々な心理療法に使われるようになりました。臨床心理士が扱う精神的な問題を解決する方法としても採用されるようになっています。その中で、第3世代の認知療法と言われるマインドフルネス認知療法は、これまでの認知療法や認知行動療法の弱点を補う大変優れた方法です。どの点が違うかというと、これまでの認知療法は、認知の改善に主眼をおきました。これによって感情を安定させることができました。マインドフルネス認知療法は、この逆からアプローチします。すなわち、感情を安定させて認知に影響をおよぼすアプローチをします。
阪神カウンセリング・ラボでは、このマインドフルネス認知療法を実施していますので、うつ病やパニック障害等不安障害に悩んでいらっしゃる方は、一度来談ください。