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20年01月24日

「わかるはかわる」「わからんはかわらん」不安障害の治療

「わかるはかわる」「わからんはかわらん」不安障害の治療

 

 阪神カウンセリング・ラボには、「わかるはかわる倶楽部」があります。このクラブは、アサーショントレーニングに参加された皆様から生まれたクラブです。

 

   心理療法の効果は、この「わかる」ということが非常に大切なことだと考えています。これを「洞察」といい、主として精神分析では、この洞察が可能となった時に治療が進み、病気が改善するのだと出張されてきました。これに対して行動療法は、病気になった人の症状の改善を目指し、その症状を癒すことによって精神疾患を治す手法を取りました、精神分析では、この行動療法の手法を、「洞察」がないために根本的な治療になっていないという批判がありました。行動主義からは、精神分析の治療は、治ったというまでにかかる膨大な日数や頻度で、それでは自然治癒ではないかという批判がありました。行動療法では、精神的な様々な症状を少しずつ改善していくことによって多大な効果をあげてきましたが、その結果得られる治療効果は、この過程で「わかる」という洞察が生まれて初めて治療効果があるという認識で進められていることが主張されています。したがって、今では、行動療法的な治療も精神分析治療も、「わかる」という「洞察」がなければ治らないということが分かってきています。