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20年02月05日
マインドフルネススキルの目的
マインドフルネスのスキルは、以下の効果があると言われています。
幸福感維持、不安、ストレス、疲弊、うつ、人生に起こる最悪の出来事の対処、本当の安らぎ、充足感、何度もうつを繰り返している患者の再発リスクを下げる等です。さらに、マークウイリアムズ教授、ケンブリッジ大学のジョン・ティーズデール、トロント大学のジンデル・シーガルは、MBCTの臨症試験の結果、抗うつ剤と同じ効果があり、副作用がないことを発表しています。
さらに、日々の不安やストレス、落ち込み、いらだちのもととなる脳のパターンをうまく改善させ、記憶力の改善、反応速度が速くなる、精神的、身体的スタミナが増す、より良好で、満足度の高い対人関係を維持する、高血圧などの慢性的なストレスの重要な指標を改善させるなどがあります。
もともと、マインドフルネススキルトレーニングは、がんの疼痛から発展したトレーニングです。したがって、慢性疼痛、やがんといったより重大な疾患の症状を和らげるのに効果的です。薬物、アルコール依存症の症状を緩和する、免疫機能を高め、風邪やその他の疾患への抵抗力を高めることでも有効だと言われています。
阪神カウンセリング・ラボでは、こうしたマインドフルネススキルトレーニングを採用してカウンセリングを実施しています。