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20年02月23日
コミュニケ―ションとストレス ―摂食障害・うつ病の治療―
ストレスをためて心の病気になるケースの一つとして、コミュニケーションの問題があります。子供のころからの体験など、その人自身の何らかの理由で、コミュニケーションが思うように取れない場合、心の問題に発展することがあるのです。会社でもその他の環境でも、言いたいことが率直に言えない状況を多く体験すると、かなり苦境に陥り困惑します。食べ吐きを繰り返す摂食障害の人の場合は、特にこのコミュニケーションの問題が絡んでいます。このような摂食障害の方のカウンセリングの会話中に、「自分の率直な考えを言えないので、言葉を吐き出す代わりに、食べ物を吐いていませんか？」と質問すると、多くの方が「そうです。」と答えます。このように、人間関係を調節するコミュニケーション力がないと、ストレスをため、その人の特有のプロセスにより、様々な心の病気に発展します。
