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20年02月25日
心がさまようとストレスがたまる -うつ病・嘔吐恐怖症の最新心理療法ー
気づかずに起こしているストレスを、「心がさまよっている」状態と呼びます。
考えても仕方のない思考とは、変えようのないことを何とかしようとする思考です。変えようのないこととは、「他人」「過去」「未来」です。加えて、「症状」や「性格」も該当します。
これらは全て、変えられることが唯一可能な「今」と「自分」を見失い、タイムスリップしてしまいます。心の病気を抱えやすい人は、人間が持っている二つのシステムのうち、「不安をどうしたらよいか」というシステムを使いますので、そこには必然、不安が伴います。変えようのないことをいつまでも考え続けると、さらに、怒り、妬み、恐れ、不安など、ネガティブな感情が伴い、脳はそれをいつまでも受け止めることになります。