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20年03月11日
「心がさまよっている」「マインドワンダリング」とは?
考えても仕方のない思考とは、変えようのないことを何とかしようとする思考です。変えようのないこととは、「他人」「過去」「未来」です。
これらは全て、唯一可能な変えられる「今」を見失い、タイムスリップしています。変えようのないことをいつまでも考え続けると、怒り、妬み、恐れ、不安など、ネガティブな感情が伴います。この考えても仕方のないことを考えている状態を、「マインドワンダリング」と言います。マインドワンダリングとは、目の前に起きていることではなく過去や未来をあれこれ考えをめぐらしている状態を指しますが、これを人は常に行っているという調査があります。2010年ハーバード大学、心理学者マシューキリングスワースの2250人の調査で、目の前のことを考えていることが53%、目の前のことを考えていないことが47%という結果を挙げています。(「キラーストレス」NHK出版社)
この「マインドワンダリング」は、ストレスを悪化させます。スマートフォンはこれをさらに悪化させると言われています。