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20年03月22日

ストレスは初期のうちに処理すれば意欲につながる-うつ病のカウンセリングー

ストレスは初期のうちに処理すれば意欲につながる

 

 ストレスには3段階があります。 

 初期は自律神経系のストレス段階です。ストレスを処理するために、ノルアドレナリンが出ます。初期は、「ショック相」と「反ショック相」に分かれます。「ショック相」は、ストレスが起こった直後で、何らかの慌てる状態です。この後、ストレスを何とかしようとする「反ショック相」に入ります。この時にストレスを処理すれば、ノルアドレナリンの役目は終わります。それだけでなく、ストレスは意欲につながる可能性があります。だからストレスとは決して悪いものではありません。

 この初期で処理しないと、ストレスが持続し、次の「抵抗期」に入ります。この中期(ストレスが持続した状態)では、副腎皮質系のストレスホルモンが出ます。極めて毒性の強いコルチゾールが出るのです。この状態の問題は、嗜癖的行為や強迫的・反復的行為が出やすくなることです。

 さらにストレスを解決できない状態が続くと、「疲憊期」と言って、精神障害を起こす段階に入ります。