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20年07月27日
うつ病を乗り越える 幸せに生きる
人間は本来幸せに生きる生物として生まれてきています。
この生物学的メカニズムには、二つのシステムがあります。「幸せシステム」と「ドツボシステム」と仮に呼ぶとしましょう。この二つのシステムを誰もが持っています。
この内一つは、柔軟でよい加減に生きることで機能します。その時その時に応じて、できることを何とかやっていくシステムです。これを「幸せシステム」と呼びます。
これに対して、いい加減に生きられず、極端な価値基準で生きるシステムがあります。これでは起きている事実と合わない反応をしやすくなってしまい、精神的不安定を呼び起こす背景となります。これを「ドツボシステム」と仮に呼ぶとします。
これらはたいてい成育歴の中で作られます。
「幸せシステム」の人は、ラショナルビリーフ(柔軟な思考)→適切なネガティブな感情→辛くても何とかやっていける=幸せのプロセスを取りやすくなります。しかし、学習によって、人は、病気になるシステムを作ります。それは、イラショナルビリーフ(固定化した思考)→不適切なネガティブな感情→惑乱=病気というプロセスを取り、これが「ドツボシステム」となるのです。