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20年12月25日
弁証法的行動療法とマインドフルネススキルトレーニング
阪神カウンセリング・ラボでは、マインドフルネススキルトレーニングは、ジョン・カバット・ジンらの方法とリネハンらによる弁証法的行動療法の方法を参考にしています。
弁証法的行動療法は、もともと境界性パーソナリティ障害や感情調節の難しい人のために開発され、わが国には、2011年に紹介された最新の心理療法です。弁証法的行動療法は、四つのトレーニング内容で構成されています。「苦悩耐性スキル」「マインドフルネススキル」「感情調節スキル」「人間関係調節スキル」の四つです。これらのトレーニングは、マインドフルであることをいかに作り出すかという設定になっていると解釈しています。激怒した瞬間をいかに管理できるかというトレーニングですから、目指しているのはマインドフルになるアプローチということになります。